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【カルチャー】なぜGLOEは、全社員で感情の動かし方を学んだのか

はじめに

ある日、GLOEの社員にこんな“宿題”が出ました。

「映画を2本、観てきてください!」

宿題を出したのは、今回 GLOEにお招きした株式会社ACT3さん。
「三幕構成」——人の感情を動かす物語の設計手法を教わる社内講義のための予習でした。

社内講義に集う一同。当日の朝に宿題をこなす(映画を観る)メンバーもちらほら。

なぜ、わざわざ“映画”から学ぶのか

「映画の作り方って、自分たちの仕事に関係あるの?」——そう思うかもしれません。でも、三幕構成は映画に限らず、突き詰めると “人の感情をどう動かすか” の技術。GLOE にとって、これはど真ん中のインプットでした。その理由は2つ。

  1. GLOE の仕事は、人の心を動かすこと。

私たちが手がけているのは、「受け手の感情をどう動かすか」が勝負のコンテンツやコミュニケーションです。三幕構成は、まさにその“感情を動かす設計図”。100年以上かけて映画の世界で磨かれてきた型を学ばない手はない、というわけです。

  1. 「何を伝えるか」より「どう物語るか」。

情報があふれ、商品やサービスの差別化が難しい時代。だからこそ、人の心に届くのは「何を売っているか」より「なぜそれを届けるのか」という物語です。GLOE はいま、企画の枠を越えて、ブランドの想いを生活者に届けるマーケティングソリューションへと領域を広げています。三幕構成は、施策の種類を問わず「人を惹きつけ、飽きさせず、最後に納得してもらう」ための、汎用的な武器になります。

この企画は、代表の“熱”から始まった

実はこの講義、代表・谷田の強い想いから生まれた企画でした。
きっかけは、ある社内打ち合わせでの一言。

「年に1〜2回でいい。全員で、エンタメの新しいインプットをする場をつくりたい」——そう熱っぽく語ったのが事の始まり。

谷田がこだわったのは、“全員で”やること。

「僕らの仕事は、突き詰めれば人の時間を預かって感動を生むこと。だからこそ、感情を動かす一流のノウハウは、知っている人だけが知っている状態じゃなく、みんなの共通言語にしたい。」

できる人だけ、興味のある人だけ、ではない。会社として全員にいいインプットを届けたい——その本気度が、今回の企画につながりました。そんな熱意から、案件稼働などでやむをえず都合がつかなかったメンバーを除いて、当日はほぼ全員が顔をそろえました。

株式会社ACT3 さんってどんな会社?

今回講師をお願いしたのは、「A Story Company(全てのものに、物語を)」 を掲げる株式会社ACT3さん。

事業は幅広く、映画のプロデュースや脚本づくりを中心に、TVCM・WEB広告・イベントといった広告映像のプランニングから制作、さらには物語を軸にした IP・商品企画まで手がけています。加えて、ハリウッドの物語構築の手法を企業向けにレクチャー・コンサルティングする活動もされていて、今回 GLOE が教わった「三幕構成」も、まさにその知見のひとつです。

「三幕構成」の講義を行っているACT3の創業者で映画監督の安藤恵哉氏(右)とクリエイティブプロデューサーの西垣力氏(左)。

そもそも「三幕構成」とは?

ざっくり言うと、物語を 第一幕・第二幕・第三幕の3つに分け、観る人の感情を自然に動かしていく設計手法です。起源はなんと古代ギリシャのアリストテレスまでさかのぼり、ハリウッドの映画づくりの土台になっている考え方でもあります。
特徴的なのが 1:2:1 の時間配分。そして大事なのが、最初の「1」で観客を掴むこと。物語のどこで感情が高ぶり、どこで落ち、最後にどう感動へ着地するのか——その“感情の曲線”を意図して設計していく、というイメージです。

※三幕構成の具体的な中身(感情を動かす“転換点”の設計やテクニック)は、ACT3 さんの講座で聞けるノウハウのため、本コラムではあえて深くは触れていません。気になる方はぜひ ACT3 さんへ。

講義は、こんなふうに進みました

講義はまず、三幕構成の概要から。そのうえで、予習してきた2本の映画を実際に当てはめながら、「この作品はどこで観客を掴み、どこで主人公が葛藤し、どう着地しているのか」を一つひとつ読み解いていきました。一度観たはずの作品が、構造の視点で見るとまったく違って見える——という体験です。

進め方は一方通行ではなく、問いかけを交えながらのスタイル。職種もバックグラウンドもさまざまなメンバーが集う GLOE だけに、飛んでくる質問も多岐にわたりました。そのどれに対しても、ACT3 さんがその場で的確に言葉にして打ち返してくださり、議論はどんどん深まっていきます。

話は宿題の2本にとどまらず、講義では扱っていない作品にも次々と広がっていきました。おもしろかったのは、普段は“ゲーム”が共通言語になりがちな GLOE で、この日ばかりは“映画”がみんなの共通言語になっていたこと。あちこちで「あの作品のあのシーンってさ」と会話が弾んでいました。

講義のあと、オフィスはどうなったか

GLOE には、エンタメに通じるこういう学びの場になると、ぐっと前のめりになる社員が多いんです。今回もまさにそうでした。
前半と後半のあいだの休憩時間も、講義が終わったあとも、講師のところへ質問しに行く社員が続出。学んだばかりの視点で、社員同士のディスカッションもあちこちで自然に始まっていました。

知らないことを「めんどくさい」ではなく「おもしろい」と受け取って、自分の仕事にどう活かそうかと考えられる——そういうメンバーが集まっているのは、エンタメを生業にする会社として、ちょっと自慢できるところだなと思います。

 

参加した社員の声

講義のあとに集めたアンケートには、職種もさまざまなメンバーから、熱のこもった感想がぎっしり並びました。いくつか紹介します。

 「これまで感覚的に『面白い』『引き込まれる』と感じていた作品の構造を、言語化して理解できた」
 「どんな角度の質問にも、その場でしっかり言語化して答えてもらえて、理解がぐっと深まった」
 「経理という職種なので直接使う機会は多くないけれど、それでも学びがたくさんあった」
 「GLOE として、再現性のある“良いイベント”をつくっていきたいと思えた」

共通していたのは、「面白い」を“感覚”ではなく“設計できるもの”として捉え直せた、という気づき。そして何より、職種を問わず「自分の仕事にどう活かそう」と、みんなが前のめりに考えていたことでした。

おわりに

今回の「三幕構成」講義のように、日々の業務にそのまま効くインプットの場を、GLOE ではこれからも企画していきます。学んだことを、次はどんな企画に活かせるか。それを考えるところまで含めて、楽しんでいきたいと思います。

そして——GLOE では、いっしょに働く仲間を募集しています!

エンタメが好きで、新しいことを「おもしろい」と前のめりに学んでいける。そんな方には、きっと楽しんでもらえる環境です。少しでも気になったら、ぜひ一度のぞきに来てください。

【現在募集中の求人はこちら】

 

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